豚熱ワクチン 知事命令で9月27日から接種開始 宮崎県

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家畜伝染病「豚熱」について、宮崎県は19日、9月27日からワクチン接種を開始すると発表しました。
8月、佐賀県の養豚場で豚熱の感染が確認されたことを受け、農林水産省は九州7県を「豚熱ワクチン接種推奨地域」に指定しました。
19日から福岡・佐賀・長崎・大分の4県でワクチン接種が始まる中、宮崎県は19日、知事命令で9月27日からワクチンの接種を開始すると発表しました。
豚の流通が盛んな宮崎、鹿児島と熊本の3県はワクチン接種の開始日を合わせ、豚熱の侵入・拡大の防止に取り組みます。
(河野俊嗣知事)
「豚熱の侵入を何としても防ぐのだという強い危機感のもとに前倒しをして隣県とも足並みを揃える中でワクチンを接種することとしました。農家、関係機関と連携しながらしっかり取り組んでいきます。」
宮崎県内では、およそ350の農場でおよそ80万頭の豚が飼育されていて、ワクチン接種には50日程度かかる見通しです。