衝撃の“放尿事件”で中国は3位にダウン…日本が5年ぶり首位奪還、2023韓国ビール輸入国

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昨年の韓国では、日本が5年ぶりにビール輸入国1位となった。

これは、日本政府が実施した韓国への半導体輸出規制以来、初のことだ。

一方、青島ビールの「放尿論争」の影響で、中国は輸入国1位から3位に落ちた。

1月17日、韓国関税庁が発表した貿易統計によると、2023年の日本ビール輸入額は前年比283.3%急増した5551万6000ドルで1位となった。

ビール韓国の小売店に並ぶ様々なビール

日本のビール輸入額が1位になったのは、2018年以来、5年ぶりのこと。2019年7月に日本政府が韓国への半導体輸出規制措置を実施して以降、急速に減少していた。

昨年、韓日首脳会談の開催などを契機に国家間の関係が改善され、輸出規制措置後に起きた日本ビール不買運動も静まったためだと見られる。不買運動でスーパーマーケットやコンビニなどの店頭から消えていたアサヒ、サッポロなどの日本ビールは、再び定着している。

一方、2022年に1位を記録した中国ビールは3位だった。これは、昨年10月に青島ビールの工場で、原料のコンテナに“放尿”している映像が拡散された影響だ。

昨年のビール輸入額を輸入国別にみると、日本(5551万6000ドル)に続き、オランダ(3356万4000ドル)、中国(3016万3000ドル)、アメリカ(1693万9000ドル)、ポーランド(1372万ドル)の順となっている。