「必ず行く」ロシアのプーチン大統領 北方領土 初訪問に意欲 日ロ関係悪化でさらなる強硬姿勢示す

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ロシアのプーチン大統領は北方領土を含む地域に「必ず行く」と述べ、プーチン氏としては初めてとなる北方領土訪問に意欲を示しました。
ロシア プーチン大統領
「あそこはとてもおもしろいそうだ。私は残念ながら行ったことがない。必ず行く」
プーチン大統領は11日、ロシア極東・ハバロフスクでビジネス関係者らとの会合に出席し、北方領土の国後島の観光産業関係者から国の支援を求められるとこのように答え、北方領土を含む地域に「必ず行く」と述べて訪問に意欲を示しました。
北方領土をめぐっては、2010年に当時のメドベージェフ大統領がロシアの国家元首として初めて国後島を訪問していますが、プーチン氏自身はこれまで北方領土を訪れたことはありません。
ロシアは、ウクライナ侵攻を受け、対ロ制裁を科した日本に反発し、北方領土問題を含む平和条約交渉を中断すると一方的に表明していて、今回の発言は政権としてさらなる強硬姿勢を示した形です。