ドローンで小学生の地上絵を撮影 宮崎県都城市

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都城市の小学校で、測量の仕事を体験したり、ドローンを使って人文字を撮影したりする出前授業が行われました。
この出前授業は、都城市の五十市小学校の創立150周年を記念して、小学校のOBや県土地家屋調査士会の協力で行われました。
測量の実習には、5年生約120人が出席しました。
歩いて距離を図る「歩測」では、20mの歩数を数え、昔ながらの測量方法を体験。
続いて、児童たちは、「トータルステーション」と呼ばれる器具で目印までの距離や角度を測り、測量技術の進歩を体感していました。
(児童は)
「今便利な機械があってすごいと思いました。」
「機械でいろんな長さを測る仕事だと思いました。楽しそうでした。」
このあとは記念撮影。約700人の全校児童が運動場に集まり、県土地家屋調査士会が精密に引いた線に沿って整列。
ドローンを使って上空100メートルからの撮影で、五十市小学校の校章と「150」の人文字がカメラに収められました。
(県土地家屋調査士会 隈雅彦会長)
「ぜひ地上絵として素晴らしいものを作りたいと前々から準備をしていたものですから、無事終わってほっとしています。」
児童たちは、150年の歴史に思いを馳せるとともに、測量の仕事への理解を深めていました。