足がつるのは「コレ」が不足してるから!つった時の対処法も│医学博士が解説

医学博士が解説

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突然やってくるこむら返り。鋭い痛みに悶絶したことがある人も多いでしょう。そんな「足がつる」という現象が起きるのは、「あるものが不足してるから」らしいという話を聞き、お医者さんに聞いてみました。

足がつるのは何が不足しているから?

水分不足

体内の水分が不足すると、血流不良を起こします。

血行不良が起こると、筋肉が収縮しやすくなるため、足がつりやすくなります。

ミネラル不足

以下のミネラル成分が不足していると、足がつりやすくなります。

  • カリウム
  • ナトリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • これらのミネラル成分が不足すると、血液中の電解質(ナトリウムやカリウムなど)の適正な濃度に乱れが生じて、筋肉の収縮と緩和に関係する神経信号の伝達が妨害されます。その結果、足の筋肉が硬くなり、つりやすくなります

    足がつった時の対処法

  • つま先を上方向に向けて、かかとを90度にする
  • 膝の裏を床につけるイメージで、力を抜きながらゆっくり足を伸ばす
  • 痛みが緩和するまで続ける
  • 足がつっている時は、筋肉が過剰に収縮しています。筋肉の収縮を和らげるために、力を抜きながらゆっくりと足を伸ばしましょう。痛みの緩和が期待できます。

    痛くて伸ばせない時も、伸ばした方がいい?

    痛みが強く、足を伸ばすのがつらい時もあるでしょう。足を伸ばせないほど痛む時は、無理せず、できる範囲で足を伸ばしましょう。

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    監修者プロフィール

    医療法人小田原博信会 理事長医学博士 岡村 信良

    医療法人小田原博信会 理事長 医学博士 岡村 信良

    久野銀座クリニック院長。平成18年北里大学・大学院卒。平塚共済病院内科医長を経て小田原銀座クリニックに平成20年に入職、その後院長に就任。

    <Text:編集部>