東九州新幹線 県が「日豊線ルート」「久大線ルート」2案で費用対効果を検証へ 大分

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大分県が実現を目指す東九州新幹線の整備計画について佐藤知事は「国家プロジェクトとして取り組むべき」という考えを改めて示しました。

県議会は代表質問が行われ、玉田輝義議員が東九州新幹線における県の財政負担について質問しました。東九州新幹線は福岡市から東九州を通って鹿児島市までを結ぶ基本計画路線で、県は「日豊線ルート」に加え「久大線ルート」の2案で費用対効果を検証する調査に着手しています。

佐藤知事は質問に対し、東九州新幹線の実現は国全体にとって大きな効果が期待されると強調。そのうえで国家プロジェクトとして取り組むべきで、できる限り県に財政負担が生じないよう国に働きかけていく考えを示しました。調査は整備を推進する期成会が主体となっておよそ1990万円の予算で実施され、秋にも結果が公表される見通しです。