車のバックが苦手…手軽にできる練習法を自動車学校が伝授 「ミラー大事ですね」

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車をバックさせるときは、ドアミラーの確認も欠かせない(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 普段から車を運転する人でも、バックでの駐車を苦手とする人は少なくないでしょう。最近はバックモニターが搭載された車も増えていますが、バック駐車をするときには目視とドアミラーでの確認も重要です。やり方はわかっていても、技術を習得するのはなかなか難しいもの。そこで、栃木県那須烏山市にある烏山自動車学校の公式ツイッター(@KarasuyamaDS)が「手軽にできるドアミラーを使ったバックの練習方法」を紹介。教官による華麗なバックテクニックにも注目が集まっています。

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車は目印を目がけて後退 華麗なバックテクニックを披露

 乗用車の左後方に1本のエナジードリンク缶を目印として置くところから、動画は始まります。車は前進していったんその場を離れると、コースに沿いながらバックで戻ってきました。車は缶の横すれすれの位置に停車。一部2倍速にはなっていますが、スムーズにバックしていることがわかります。

「手軽にできるドアミラーを使ったバックの練習方法」とメッセージが添えられた動画は、ツイッターで話題に。リプライ(返信)には「こんなに近づけてバックできるのすごいです」「ブラボー」「ハンドルさばきに迷いがないですね」など、教官の運転技術に感嘆する声が。また、「バックモニター付いているけど若干ずれているので、最近はドアミラーと併用している」「ピンポイントで角を狙う場合は、ミラー大事ですね」など、ドアミラーの重要性を伝える声も寄せられています。

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タオルを使ったバックの練習方法も公開(画像はスクリーンショット)

 練習にドリンク缶を使用する際は、失敗してつぶしてしまう可能性があるため、とくに初心者の場合はタオルを目印にして練習するのがいいでしょう。同校は続けて、タオルを使った練習方法もおすすめしています。やり方は簡単。使い古しのタオルを地面に置き、そのタオルの上にタイヤがぴったりと収まるよう駐車をします。練習する際は、安全な場所と状況かを確認してから行いましょう。

 最近の車には、バックモニターや車間距離制御装置など、運転に苦手意識があっても安心して乗車できる機能が搭載されています。しかし、その機能に頼りすぎていると、基本的なことがわからなくなってしまったり、自分の運転技術が低下してしまったりするかもしれません。

 機能に頼らなくても自信を持って運転ができるように、安全な場所で、ハンドル操作やドアミラーの活用を練習するのもいいかもしれませんね。