【ガーデニング】春植えの多年草オススメ7選。植えっぱなしでも毎年花が咲く!

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一年のなかでいちばん寒くなる季節がやってきました。春まで開花する植物には防寒対策をおこなって、寒さに備えておきましょう。

寒さ対策と合わせて、春に植える苗や球根の準備をして春のガーデニング作業も進めておきたいところです。

そこで今回は、春に植えたい!オススメの多年草を紹介します(※)。さっそくみていきましょう。

植えっぱなしでも花が咲く!春植えの多年草オススメ7選

ダリア

初夏と秋に華やかな花を咲かせるダリアは球根植物の多年草。幾重にも重なった花弁が美しく、切り花にして室内に飾るのもオススメです。

球根は暖かくなってきた春に植え付けをおこないます。初夏と秋に花を楽しんだあとの球根は、寒冷地以外では植えっぱなしでも越冬が可能です。

ただし、寒さには弱いので土の上を腐葉土やパークチップで覆うなどして凍らないように管理することが必要です。※参考価格:300~700円前後(1球)

ゼラニウム

品種が豊富なゼラニウムは、開花期間の長い多年草です。ハーブとしても知られ、なかでもセンテッドゼラニウムは香りによって品種が分かれ、ローズゼラニウム、アップルゼラニウム、シナモンゼラニウムなどがあります。

ゼラニウムは徐々に暖かくなる春は植え付けの適期。花は真冬を除いて、ほぼ一年中楽しめます。苗の品揃えも充実する時期なので、好きな苗を選んで植え付けるとよいでしょう。※参考価格:300~600円(3号ポット苗)

ベロニカ

スッと伸びた長めの茎にブルーやパープル、ピンクの花を穂状に咲かせるベロニカ。種類が豊富ですが、総じて大人っぽいオシャレな雰囲気です。

品種によって花が咲く季節が異なりますが、基本的に植え付けの適期は春と秋。強健な性質でなので、環境に適応して生長します。花後は地上部が枯れて休眠しますが、株元に新しい芽が確認できたら元気に育っている証拠です。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

エキナセア

ハーブとしても知られるエキナセアはユニークな花が咲く多年草。まるでイガグリのように盛り上がった花は、他とは一風変わった庭や花壇を演出できるでしょう。

近年は品種改良が盛んで、ニュアンスカラーや八重咲きの品種も誕生しています。植え付けは4~5月が適期で、開花期は初夏から夏まで。冬は地上部が枯れるので刈り取っておきましょう。※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

ラベンダー

芳香とパープルの花を楽しめるラベンダーは多年草のハーブ。本来は冷涼な気候を好みますが、近年はフレンチラベンダーなど、温暖な気候でも育てることができるラベンダーも増えています。

植え付けは3~4月、開花期は5~6月。風通しのよいところで、高温多湿を避けて管理をします。花後は混み合った枝などを整枝して、半分程度に刈り込むと夏越しをしやすくなりますよ。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

チョコレートコスモス

チョコレート色の花弁が可愛らしいチョコレートコスモスは、大人っぽい雰囲気の多年草。チョコレートにも似た香りも楽しめます。植え付けは4~5月、可愛らしい花は5~10月まで咲き続けます。

園芸品種「チョカモカ」は暑さに強く、比較的育てやすい品種です。冬は地上部が枯れてしまいますが、霜対策のために株元をマルチングして冬越しをするとよいでしょう。※参考価格:500~700円前後(3~4号ポット苗)

アジュガ

日陰でも育てられるアジュガはグランドカバープランツとしても人気の多年草。パープルやブルーの花や銅葉が大変美しく、大人っぽい雰囲気で庭をオシャレに演出します。

アジュガの植え付け適期は3~5月、開花期は4~6月です。常緑性なので一年中美しい色合いの葉を楽しめます。ほふくして広がっていく性質がありますが、根が浅いので簡単に引き抜くことができます。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

まとめにかえて

今回は春に植えたいオススメの多年草を紹介しました。今回紹介した以外にも、春にはさまざまな植物が出回ります。

多年草は比較的ナチュラルな雰囲気の植物が多いのですが、一年草は華やかで次々に花が咲く品種が多いのが特徴です。両方をうまく組み合わせて、春のガーデニングを楽しんでくださいね。