過去最高値2玉70万円 みやざき完熟マンゴー「太陽のタマゴ」初競り

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宮崎を代表するフルーツ・完熟マンゴー「太陽のタマゴ」の初競りが11日、全国の市場で行われました。最高値は2玉70万円で過去最高を更新しました。
「太陽のタマゴ」は、みやざき完熟マンゴーの中でも糖度15度以上、重さ350g以上など厳しい基準を満たした最高級ブランドです。
(秦萌記者)
「今年も非常に出来が良いということです。いただきます。濃厚でとろけるような甘みと上品な香り。宮崎のフルーツの王様ですね。」
「太陽のタマゴ」は11日から販売解禁、宮崎市中央卸売市場などで初競りが行われました。
最高値は2玉70万円!去年を10万円上回り、過去最高を更新しました。
県内の卸売会社が競り落とし、福岡市にある百貨店・岩田屋に並びます。
(南国フルーツ岩田屋店 坪内祐店長)
「宮崎のJAが1つになったということで盛り上げたいのと、生産者の熱い思いを全国に届けたいということでこの値段を付けました。」
原油や資材の高騰が続く中、生産者は工夫を凝らして栽培を続けています。
(宮崎県果樹振興協議会亜熱帯果樹部会 河野俊昭部会長)
「太陽のタマゴ率が上がってきているので、生産者の努力が形になっていると思います。生産者の思いが詰まった商品ですので、贈答用でも自分用で食べてほしいです。」
JA宮崎経済連では今シーズン約918tの完熟マンゴーの生産を見込んでいて、5月中旬から6月中旬にかけ出荷のピークを迎えます。