全国3例目「書かないワンストップ窓口」 都城市役所で運用始まる

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宮崎県の都城市役所で、書類に記入をしなくても証明書の発行などの手続きができる「書かないワンストップ窓口」の運用が始まりました。
こうした窓口ができるのは全国で3例目だということです。

デジタル庁が推進している「書かないワンストップ窓口」は、各種証明書の申請や転入・転出に伴う手続きについて職員が必要なことを確認しながら申請書の作成を支援するものです。

都城市役所では、これまで、転居などの手続きを行う際は、届け出用紙を記入し保険や介護などの手続きを担当課に出向いて行う必要がありましたが、27日からは、原則、市民課でまとめて手続きを受け付けています。

これにより、50分ほどかかっていた転居の手続きは15分ほどに短縮され、27日は、池田市長が手続きを体験しました。

(都城市 池田宜永市長)
「非常にスムーズに進んだし、時間の短縮、ストレスもなく手続きが済んだ。市民の方々も非常に助かるのでは」

「書かないワンストップ窓口」の運用は都城市が全国3例目で、市は、今後対応できる手続きの数を増やしていきたいとしています。