6月から診療報酬を改定 初診料など窓口負担増 介護報酬も1.59%引上げへ 不足する職員の待遇改善に

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人材不足は大きな課題。その課題を解決するため大きな変化がある。6月からは私たちが医療機関に支払う費用が増えて、それが職員の賃上げに繋がる。
6月からの診療報酬の改定、そして窓口負担の増加について一覧にした。
初診では、原則30円引き上げられ2910円となり、また医療機関の職員数などによって最大で730円に引き上げられる。つまり窓口で3割負担となると、9円から219円の増加となる。
再診も同じように、20円から120円の幅で上がるので、3割負担だと最大で36円の負担増となる。
ーー介護施設はどうなるのか?
2024年は介護報酬の引き上げも行われる。介護サービスの種類、施設の規模、要介護度によって金額は変わるが、全体では1.59%の引き上げとなる。

私たちにとって負担が増えることになるが、医療人材の確保が厳しさを増すなか、上乗せ分は、賃上げなど環境改善のために使われることになる。