大学では国内最大級 宮崎大学が太陽光発電設備を設置 3600台分の駐車場にソーラーパネル一体型のカーポート

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宮崎大学が設置した太陽光発電設備です。大学の敷地内に設けられた太陽光発電設備としては国内最大級となっています。
(三浦功将記者)
「大学関係者や学生が利用できるこちらの駐車場。カーポートが設置されたんですけども、ただのカーポートではないんです。ソーラーパネル一体型のカーポートなんです」
ソーラーパネルを使ったカーポート型の太陽光発電設備。
宮崎大学と出光興産、それに、ソーラーフロンティアによる共同事業で設置されたもので、今月1日から稼働しています。
この設備は、宮崎大学の木花キャンパスと清武キャンパスの駐車場あわせておよそ1600台分に設置され、国内の大学に設けられた太陽光発電設備としては最大級となっています。
両キャンパスであわせて3.8メガワットの発電が可能で、宮崎大学全体の18%の電力をまかなうことができるほか、出光興産が発電した電力を大学が安く調達することで電気料金の削減が図れるということです。
また、宮崎大学では、2030年度までに温室効果ガスの排出量を51%削減する目標を掲げていますが、この発電設備の稼働で来年度中にも達成できる見込みです。
(宮崎大学工学教育研究部 西岡賢祐 副学部長)
「全国から注目されると思いますので、より一層カーボンニュートラルに向けて国・大学が進めていけるようにわれわれも頑張っていきたいと思う」
宮崎大学は、脱炭素化に向けさらなる省エネに取り組んでいくことにしています。

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