時代をリードしたデザイナー、偉大な音楽家、お茶の間の人気者――今年も多くの人が、惜しまれながらこの世を去りました。
新型コロナウイルス感染症もようやく落ち着きを見せ、以前のような日常が戻ってきた2023年。今年も、輝かしい才能の持ち主や、力強いメッセージで私たちを勇気づけた人など、多くの方々が帰らぬ人となりました。その偉業や軌跡を、ここで振り返りましょう。
1
フレッド・ホワイト
Rob Verhorst//Getty Images
『セプテンバー』などで知られる米バンド、「アース・ウィンド&ファイアー」の元ドラマー。バンドは2000年、ロックの殿堂入りも果たしています。1/1、享年67。
Tim Graham//Getty Images
2
コンスタンティノス2世
1974年に王制を廃止したギリシャでの、最後の国王となった人物。チャールズ国王とその妹アン王女とは、またいとこの関係であり、ウィリアム皇太子のゴッドファーザーでもありました。1/10、享年84。
3
ジェフ・ベック
Larry Busacca//Getty Images
「世界三大ギタリスト」のひとりで、多くのミュージシャンに影響を与えました。グラミー賞を8度も受賞しています。1/10、享年78。
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4
タチアナ・パティッツ
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ドイツ生まれのモデル。1983年から活躍し、90年代のスーパーモデルブームをリードしたアイコンのひとりでした。1/11、享年56。
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5
高橋幸宏
細野晴臣、坂本龍一とともに「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」として一世を風靡しました。ドラマーのほかシンガー、プロデューサー、ファッションデザイナーなど、マルチな才能を発揮。1/11、享年70。
6
リサ・マリー・プレスリー
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エルヴィス・プレスリーとプリシラ・プレスリーの一人娘で、シンガーとして活躍していました。マイケル・ジャクソンやニコラス・ケイジの元妻としても有名です。1/12、享年54。
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7
バレット・ストロング
L. Busacca//Getty Images
米大手レコードレーベル「モータウン」所属のシンガーソングライター。同レーベル初の大ヒット曲となった『Money(That’s What I Want)』を手がけました。1/28、享年81。
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8
鮎川誠
妻のシーナらとともに、ロックバンド「シーナ&ロケッツ」を結成。リーダー&ギターを務めました1970年代から日本のロックシーンを盛り上げてきました。1/29、享年74。
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9
パコ・ラバンヌ
スペイン・バスク地方生まれのファッションデザイナーで、60〜70年代の「スペースエイジ」ブームをけん引しました。プラスチックやメタルを用いた斬新なドレスがトレードマークに。2/3、享年90。
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10
バート・バカラック
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20世紀における最も重要なポップス作曲家のひとり。カーペンターズの『遥かなる影』、アレサ・フランクリンの『小さな願い』など多くのヒット曲を生んだほか、映画のサウンドトラックも数多く手がけました。2/8、享年94。
11
ヒュー・ハドソン
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広告代理店出身の映画監督で、アカデミー賞で4部門を受賞した大ヒット作『炎のランナー』で知られています。2000年の作品『永遠のアフリカ』が最後の長編監督作となりました。2/10、享年86。
12
松本零士
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ご存じ『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』を生み出した、日本が世界に誇るレジェンド漫画家。壮大なSFは、世界中で愛されています。2/13、享年85。
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13
豊田章一郎
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「トヨタ自動車」の創業者・豊田喜一郎の長男で、トヨタグループをグローバル企業に育て上げました。経団連の会長も務めていました。2/14、享年97。
14
ラクエル・ウェルチ
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“20世紀最高のセックスシンボル”として人気を博しました。『ミクロの決死圏』や『恐竜100万年』(今作の彼女のポスターが、『ショーシャンクの空に』に登場します)、『三銃士』などへの出演で知られています。2/15、享年82。
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15
スティーヴ・マッキー
1989年より英ロックバンド「パルプ」に参加し、ベーシストとして活躍しました。プロデューサーでもあり、M.I.A.や「アーケード・ファイア」などの楽曲も手掛けています。3/2、享年56。
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16
トム・サイズモア
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『ナチュラル・ボーン・キラーズ』や『ヒート』、『プライベート・ライアン』、『パール・ハーバー』、『ブラックホーク・ダウン』など数多くの映画・ドラマに出演した俳優。3/3、享年61。
17
大江健三郎
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1958年に作家デビューし、戦後の文学界の第一線を走り続けました。谷崎潤一郎賞を最年少で受賞、また日本人で2人目のノーベル文学賞を受賞しています。代表作に『飼育』、『万延元年のフットボール』、『ヒロシマ・ノート』など。3/3、享年88。
Kurita KAKU//Getty Images
18
扇 千景
タカラジェンヌを経て俳優や司会者としてマルチに活躍し、その後政界入りしました。女性初となる参院議長、また初代国土交通相を務めました。3/9、享年89。
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Tom Williams//Getty Images
19
陳 建一
日本における四川料理の普及に貢献した第一人者で、全国に店舗を構える中華料理チェーンのオーナーシェフを務めていました。人気番組『料理の鉄人』での愛嬌ある姿を覚えている人も多いでしょう。3/11、享年67。
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20
ボビー・コールドウェル
米国人シンガーソングライター。日本におけるAOR(大人向けのロック)の流行に一役買い、“ミスターAOR”とも呼ばれました。3/14、享年71。
21
ランス・レディック
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キアヌ・リーブス主演のメガヒット作『ジョン・ウィック』シリーズのコンシェルジュ役で知られる俳優。このほか、ドラマ『FRINGE/フリンジ』などにも出演しています。3/17、享年60。
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22
ゴードン・ムーア
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米「インテル」の共同創業者で、同社を世界最大級の半導体企業に発展させました。「ムーアの法則」(半導体技術の進歩についての経験則で、「半導体回路の集積密度は1年半~2年で2倍となる」という法則)の提唱者としても知られています。3/24、享年94。
23
坂本龍一
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「教授」の愛称で親しまれた、日本を代表する音楽家。YMOとしての活躍のほか、『戦場のメリークリスマス』『ラストエンペラー』などの映画音楽、数々のコラボレーションでも知られています。3/28、享年71。
24
マイケル・ラーナー
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1970年代からドラマや映画で活躍し、コーエン兄弟が監督と脚本を務めた映画『バートン・フィンク』に出演、アカデミー助演男優賞にノミネートされました。4/8、享年81。
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25
マリー・クワント
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1960年代にミニスカートを大流行させ、「ミニの女王」と呼ばれたファッションデザイナー。流行発信源としてのロンドンの名を世界に知らしめたり、既製服のライセンスビジネスをいち早く成功させたりと、多くの偉業を達成しました。4/13、享年93。
26
アーマッド・ジャマル
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米ピッツバーグ出身の、巨匠作曲家/ジャズピアニスト。多くのアーティストにサンプリングされているほか、マイルス・デイヴィスに影響を与えたことでも知られます。4/16、享年92。
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27
ムンビン
韓国のダンスボーカルグループ「ASTRO」のメンバー。ムンビンは、幼い頃から子役として活躍し、ボーカルもラップもダンスもこなす、頼もしい存在でした。4/19、享年25。
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28
バリー・ハンフリーズ
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オーストラリア人コメディアンで、「デイム・エドナ・エバレッジ」という架空の主婦を演じ、母国のみならず英国でも高い人気を誇っていました。4/22、享年89。
29
ハリー・ベラフォンテ
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『バナナ・ボート』や『さらばジャマイカ』などのヒット曲を生み出したアメリカ人シンガー。活動家でもあり、チャリティソング『ウィー・アー・ザ・ワールド』の制作にもかかわっています。4/25、享年96。
30
トーリ・ボウイ
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陸上短距離選手。2016年リオデジャネイロ五輪で、アメリカ代表として金・銀・銅のメダルを獲得しました。翌年の世界陸上ロンドン大会では、100メートルで優勝しています。5/3、享年32。
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31
グレース・バンブリー
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1960年にパリのオペラ座でデビューし、黒人オペラ歌手のパイオニアとして国際的に有名に。1997年に引退してからは、後進の育成にも力を注いでいました。5/7、享年86。
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32
ヘルムート・バーガー
ルキノ・ヴィスコンティ監督作などへの出演で知られる、オーストリア人俳優。自殺未遂やドラッグ、派手な交際などのゴシップでもメディアを賑わせました。5/18、享年 78。
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33
アンディ・ルーク
80年代のUKロックを象徴するバンド、「ザ・スミス」の元ベーシストとして活躍。グループ解散後も、フロントマンだったモリッシーや、多くのアーティストの楽曲制作に参加しました。5/19、享年59。
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34
レイ・スティーヴンソン
北アイルランド出身の俳優。『マイティ・ソー』シリーズ、『RRR』、『スター・ウォーズ』のスピンオフドラマ『アソーカ』など、さまざまな作品に登場しました。5/21、享年58。
35
ティナ・ターナー
Rob Verhorst//Getty Images
グラミー賞を8度も受賞している、「ロックンロールの女王」ことティナ。ジャネット・ジャクソンやビヨンセ、リアーナなど、数多くのアーティストに影響を与えました。5/24、享年83。
36
ジム・ハインズ
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1968年、陸上男子100メートル走で史上初めて9秒台(9秒95)をマークした米国人アスリート。この記録は1983年まで15年ものあいだ破られず、彼は最長の世界記録保持者となりました。6/3、享年76。
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37
アストラッド・ジルベルト
David Redfern//Getty Images
「ボサノバの女王」とも呼ばれたブラジル人シンガーで、ジョアン・ジルベルトの妻でもありました。囁くようなソフトな声で歌う『イパネマの娘』が代表曲です。6/5、享年83。
38
フランソワーズ・ジロー
Images Press//Getty Images
パブロ・ピカソの愛人であり、ミューズでもあったことでも知られています。本人もすぐれた画家であり、ここ数十年は改めて評価が高まっていました。6/6、享年101。
39
中島貞夫
Aflo
『くノ一忍法』で監督デビュー後、松方弘樹主演の『893愚連隊』など、63本もの作品を晩年まで手がけました。2006年に牧野省三賞を、2020年に日本アカデミー賞会長功労賞を授与されています。6/11、享年88。
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40
シルヴィオ・ベルルスコーニ
Dan Kitwood//Getty Images
元メディア王で、1994年に政界入り。計4度、戦後最長となる9年にわたりイタリア首相を務めました。暴言や汚職、売春疑惑など、スキャンダルでも有名でした。6/12、享年86。
41
トリート・ウィリアムズ
Lars Niki//Getty Images
約50年のキャリアを誇るベテラン俳優。1970年代から俳優として活動し、ミュージカル『ヘアー』からカルトSF『ザ・グリード』まで、幅広い作品に出演しました。6/12、享年71。
42
グレンダ・ジャクソン
Bruce Glikas//Getty Images
舞台からキャリアを開花させ、『恋する女たち』や『ウィークエンド・ラブ』でアカデミー賞主演女優賞を2度獲得。そののち、英国で議員の道に進みました。6/15、享年87。
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Lester Cohen//Getty Images
43
アラン・アーキン
ヒット作『リトル・ミス・サンシャイン』の優しいおじいちゃん役でアカデミー助演男優賞を受賞した、アメリカ人俳優。ゴールデン・グローブ賞やトニー賞も獲得している大ベテランでした。6/29、享年89。
44
ココ・リー
VCG//Getty Images
香港出身で、台湾をメインに活躍したシンガー。『グリーン・デスティニー』の主題歌や、ディズニーアニメーション『ムーラン』中国版の声優も担当しました。7/5、享年48。
45
ミラン・クンデラ
Francois LOCHON//Getty Images
『存在の耐えられない軽さ』などが世界的に知られている、チェコスロバキア生まれの作家。ノーベル文学賞の受賞者候補リストに長年名を連ねていました。1975年からフランスに亡命していました。7/11、享年94。
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46
ryuchell
Jun Sato//Getty Images
読者モデルとして芸能活動をスタートさせ、タレントに。ファッション誌やTVバラエティなど、さまざまなメディアで活躍しました。ダイバーシティや育児に関する発言もお茶の間の注目を集めました。7/12、享年27。
47
ジョセフィン・チャップリン
Europa Press Archive//Getty Images
「喜劇王」ことチャールズ・チャップリンの次女で、俳優として活動。父の代表作『ライムライト』で子役デビューを果たしています。7/13、享年74。
Jun Sato//Getty Images
48
ジェーン・バーキン
言わずと知れた、永遠のスタイルアイコン。モデル、俳優、シンガーとして多くの人を魅了しました。エルメスのバッグ「バーキン」の名の由来にもなったことは有名です。7/16、享年76。
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49
トニー・ベネット
JP Yim//Getty Images
世界的ポップジャズシンガーで、『想い出のサンフランシスコ』や『ブルーベルベット』などが代表曲。フランク・シナトラやレディー・ガガとのコラボレーションも人気を博しました。7/21、享年96。
50
シネイド・オコナー
Rob Ball//Getty Images
アイルランド出身で、シンガーであり活動家としても知られたシネイド。1990年リリースの『愛の哀しみ』が大ヒットし、スターダムを駆け上がりました。7/26、享年56。
51
ポール・ルーベンス
Andrew H. Walker//Getty Images
赤い蝶ネクタイがトレードマークのコミカルなキャラクター「ピーウィー・ハーマン」を演じて、キッズを中心にアメリカのお茶の間の人気者になりました。7/30、享年70。
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52
アンガス・クラウド
Jeff Kravitz//Getty Images
社会現象となったゼンデイヤ主演のメガヒットドラマ、『ユーフォリア/EUPHORIA』でデビューし、人気俳優に。今後の活躍が期待されていました。7/31、享年25。
53
ウィリアム・フリードキン
Stephane Cardinale – Corbis//Getty Images
映画監督として、『フレンチ・コネクション』『エクソシスト』『クルージング』などの有名作を世に送り出しました。2013年には、ベネチア国際映画祭で栄誉金獅子賞を受賞。8/7、享年87。
54
ロン・シーファス・ジョーンズ
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日本でもヒットしたドラマ 『THIS IS US/ディス・イズ・アス』に重要な役どころで出演し、エミー賞に輝いたロン。『LAW & ORDER:組織犯罪特捜班』や『ミスター・ロボット』などでも個性を輝かせていました。8/19、享年66。
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Bertrand Rindoff Petroff//Getty Images
55
モハメド・アルファイド
ダイアナ元妃の最後の恋人であった、ドディ・アルファイドの父。英高級百貨店ハロッズやホテル・リッツ・パリの元オーナーでもありました。8/30、享年94。
56
ジミー・バフェット
Tim Mosenfelder//Getty Images
ミシシッピ州出身のシンガーソングライターで、代表曲に『魅惑のマルガリータヴィル』などがあります。アメリカにおける最もコンサート動員数の多いアーティストのひとりとしても知られていました。9/1、享年76。
57
ビル・リチャードソン
Tasos Katopodis//Getty Images
元ニューメキシコ州知事。ビル・クリントン政権では第9代アメリカ合衆国エネルギー長官などを務めたほか、北朝鮮やイラク、キューバで拘束されたアメリカ人の釈放交渉にあたり、「トラブルシューター(問題解決人)」と呼ばれました。9/1、享年75。
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58
マルク・ボアン
クリスチャン・ディオール亡きあと、1989年まで約30年「ディオール」のデザイナーを務めました。同ブランドを最も長く率いたデザイナーであり、たくさんのセレブやロイヤルをとりこにしてきています。9/6、享年97。
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59
イアン・ウィルムット
哺乳類として世界初のクローン動物となった羊「ドリー」の生みの親として知られる英国人科学者。大きな反響と同時に、倫理論争も巻き起こしました。9/10、享年79。
60
フェルナンド・ボテロ
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「ラテンアメリカのピカソ」と呼ばれたコロンビア人アーティストで、あらゆる物をふっくらボリューミーに描く“ボテリズム”が特徴です。2022年にも、日本で大規模な展覧会が催されたばかりでした。9/15、享年91。
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61
マイケル・ガンボン
アイルランド出身のベテラン俳優。映画『ハリー・ポッター』シリーズの第3作以降、ダンブルドア校長を演じたことで知られます。1998年には英王室からナイトの爵位を授与されています。9/27、享年82。
62
谷村新司
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1972年にバンド「アリス」でデビューし、『チャンピオン』『冬の稲妻』などヒット曲を連発。また、シンガーソングライターとしても『いい日旅立ち』や『サライ』などを手がけ、歌謡界に貢献しました。10/8、享年74。
63
バート・ヤング
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プロボクサーから俳優に転身した、異色の経歴の持ち主。『ロッキー』シリーズに出演し、アカデミー賞助演男優賞にノミネートもされています。10/8、享年83。
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64
フィリス・コーテス
ABC Photo Archives//Getty Images
1951年の映画『スーパーマンと地底人間』、その後のTVドラマシリーズで、スーパーマンの恋人であるジャーナリスト、ロイス・レインを初めて演じた人物です。10/11、享年96。
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65
ルイーズ・グリュック
米国出身の詩人。著作『野生のアイリス』でピュリツァー賞を、『忠実で高潔な夜』で全米図書賞を、そして2020年にはノーベル文学賞を受賞しています。10/13、享年80。
66
パイパー・ローリー
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17歳で映画デビュー。『ハスラー』や、大ヒットホラー『キャリー』、『愛は静けさの中に』でそれぞれアカデミー賞助演女優賞にノミネートされています。10/14、享年91。
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67
スザンヌ・サマーズ
Paul Archuleta//Getty Images
『ダーティハリー2』や『アメリカン・グラフィティ』などの映画・ドラマで注目を集めたほか、健康器具の広告塔を務めたり、作家としても成功したりと、幅広い活躍を見せました。10/15、享年76。
68
李克強
Lintao Zhang//Getty Images
中国の前首相。2013年から2期にわたって首相を務め、経済学の博士号を持ち、経済政策全般を担いました。債務削減・構造改革を掲げた政策は「リコノミクス」とも呼ばれていました。10/27、享年68。
69
マシュー・ペリー
Santiago Felipe//Getty Images
時代を象徴するシットコム『フレンズ』のチャンドラー役で、世界的な人気者に。薬物やアルコールの依存症と長年闘っていたことを明かしていました。10/28、享年54。
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70
HEATH
Scott Dudelson//Getty Images
日本を代表するロックバンド「X JAPAN」のベーシストを、1992年から務めていました。96年にはソロデビューもしているほか、その他のバンドのメンバーとしても活動しています。10/29、享年55。
Scott J. Ferrell//Getty Images
71
マリアン・トランプ・バリー
トランプ前大統領の姉で、元連邦裁判所判事を務めた人物。2020年には、当時大統領だったトランプ氏を批判した音声が暴露され、注目を集めたこともありました。11/13、享年86。
Djamilla Rosa Cochran//Getty Images
72
スザンヌ・シェパード
俳優としてドラマ『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』や映画『グッドフェローズ』などに出演し、多くの人に愛されました。11/17、享年89。
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73
ロザリン・カーター
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ジミー・カーター元米大統領の夫人。退任後も人権活動を精力的に続けており、特に、精神衛生治療を平等に受けられるようにするための取り組みに力を入れていました。11/19、享年96。
Aflo
74
伊集院 静
作家、作詞家。エッセイ『大人の流儀』シリーズ、『乳房』、『機関車先生』などを書いたほか、近藤真彦や西城秀樹、中森明菜など多くの人気歌手の作詞も手がけています。11/24、享年73。
75
ヘンリー・キッシンジャー
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冷戦下のアメリカで国務長官として外交政策を担い、特に米中関係の正常化において重要な役割を果たしました。約半世紀にわたって、12人の大統領にさまざまな政治的アドバイスをしてきたそうです。11/29、享年100。
このほかにも、以下の方々が2023年にお亡くなりになりました。
・笑福亭笑瓶/タレント(2/22、享年66)
・畑正憲/動物文学者(4/5、享年87)
・上岡龍太郎/元タレント(5/19、享年81)
・平岩弓枝/作家(6/9、享年91)
・森村誠一/作家(7/24、享年90)
・もんたよしのり/歌手(10/18、享年72)
・櫻井敦司/歌手(10/19、享年57)
・大橋純子/歌手(11/9、享年73)
・KAN/歌手(11/12、享年61)
・池田大作/宗教家(11/15、享年95)
・山田太一/脚本家(11/29、享年89)
・チバユウスケ/歌手(11/26、享年55)
ご冥福をお祈り申し上げます。