あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月24日放送分のテーマは「鏡の汚れ」です。
洗面所やお風呂場の鏡は、白く曇った汚れが付いてしまうことがあります。表面のガラスが水に濡れたことで起こる化学反応が原因です。
化学反応によってできた炭酸ナトリウムや炭酸カルシウムなどが、白い汚れとなって鏡に付いてしまいます。スポンジでこすったり、中性洗剤で洗ってもなかなかキレイにならず、「鏡専用の研磨剤」などで落とすのがいいと言われています。
また、鏡に白いウロコ状の汚れが付くことがあります。原因は水道水に含まれる「カルキ」……アルカリ性のミネラル成分がたまってしまい、落ちにくい「ウロコ汚れ」になるそうです。
ウロコ汚れの成分はアルカリ性のため、酸性の洗剤を使って落とすと効果があると言われます。
また洗面台の鏡だと、歯磨き粉が付いて白い斑点模様が残ってしまうことがあります。この場合、「ガーゼタオル」や「マイクロファイバークロス」で落とすといいそうです。
「マイクロファイバークロス」とは、マイクロレベルのとても細い繊維を使ってつくられた吹き取り用クロスです。
「浴室の鏡」にこびりついた“白い水垢汚れ”をスルンと落とす方法【知って得する掃除術】
浴室にある鏡に白くこびり付いた汚れはありませんか? 鏡についた汚れは軽く擦っても落ちづらいので、どのように落とせばいいのか悩みますよね。そこでお掃除のプロおそうじダイアリーさんに「浴室鏡に鏡についた水垢汚れの落とし方」を教えていただきます。
教えてくれたのは……おそうじダイアリーさん
関東エリアを中心に、洗濯機分解清掃を行っている掃除のプロ。年間約600台近くの洗濯機をきれいに清掃している。YouTubeチャンネルの「おそうじダイアリー」では、家庭でできるかんたんな掃除方法を発信中。
すぐに水垢汚れはついてしまう
今回は浴室の鏡についた水垢汚れを落とす掃除術をご紹介します。今回掃除を行う鏡は汚れがひどいので、市販のダイヤモンドパッドを使って掃除をしていきます。
【こちらもオススメ】
なかなか落ちない「ゴムパッキンの黒カビ」を落とす方法。市販の洗剤で“最もカビが落ちた洗剤”とは?
浴室の鏡についた水垢の落とし方
用意するモノ
洗剤の注意事項
掃除方法
手順1.鏡に酸性洗剤をつけて、ダイヤモンドパッド手磨きをする
鏡にシャワーを拭きかけて、おおまかな汚れを落とします。鏡にホコリなどがついたままダイヤモンドパッドでこすると、傷の原因にも繋がります。
鏡に直接酸性洗剤を吹きかけ、ダイヤモンドパッドで手磨きをします。こするときは決して力を入れず、なでるように鏡全体をこすっていきます。
※鏡についた汚れを一気にダイヤモンドパッドで落とそうとせず、鏡の上から少しずつこすっていきましょう。力を強くいれると鏡が傷つくことも考えられます。また、スリガラスやエッジングガラス、加工ガラスなどの特殊な部分には使用できません。鏡に加工がないか使用前にご確認ください。
手順2.中性洗剤をつけて、ダイヤモンドパッドでこする
酸性洗剤とダイヤモンドパッドでこすった後は、中性洗剤を吹きかけます。洗剤をつけながらダイヤモンドパッドで、力を入れずなでるようにこすっていきます。
手順3.水分を拭き取り、乾かす
鏡についた洗剤を、シャワーで洗い流します。洗い流して鏡についた水分をタオルで拭き取って、乾かします。
軽く乾かしてから、水垢が浮いてこないかを確認してください。水垢が浮き上がってきたら、酸性洗剤や中性洗剤を使い、繰り返し掃除を行います。
水垢がきれいに落ちる
掃除前は鏡が真っ白な状態で、鏡に映る人がぼやけています。
掃除後は、鏡の前に立つ人がしっかりと映っているのが分かります。
今回の方法、ぜひ試してみてください。
※掃除前に掃除対象物の素材を確認、また説明書等にて当記事の方法(使うグッズや洗剤など)で問題ないか事前にご確認ください。