全国初の本格運用 コンビニのない地域での住民サービス向上を 都城市の郵便局に住民票などを交付するマイナカード専用端末が設置

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コンビニエンスストアのない地域での住民サービスを向上させようと、マイナンバーカードを使って、住民票などを交付する専用端末が宮崎県都城市の郵便局に設置されました。
端末が設置されたのは都城市の西岳郵便局で、3日は、関係者が出席して記念のセレモニーが開かれました。
このサービスは、マイナンバーカードを使って端末を操作し、発行されたレシートを郵便局の窓口に持ち込めば、住民票や印鑑証明などの交付が受けられるものです。
マイナンバーカードでは、コンビニエンスストアで住民票などの証明書を取得することができますが、西岳地区にはコンンビニがないため、郵便局に端末が設置されたもので、専用端末を本格的に運用するのは都城市が全国で初となっています。
(都城市市民課 村田淳一課長)
「(これまでは)市役所の窓口や市民センターの窓口に行かなければ証明書を受け取ることができなかったが、いつも使っている郵便局で手続きができるようになるということは利便性の向上につながると思う」
市では、端末の利用状況を見ながら、ほかの郵便局への設置を検討することにしています。