海自鹿屋航空基地史料館が30周年 駐留米軍も来館「歴史知ってもらう場に」 鹿児島

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鹿児島県鹿屋市にある海上自衛隊鹿屋航空基地史料館が30周年を迎え、記念セレモニーが開かれました。
1993年7月に開館した鹿屋航空基地史料館は、多くの特攻隊員が出撃した旧海軍航空基地にまつわる資料や、遺影や遺品などが展示され、開館から30年で208万人が訪れています。
24日は開館30周年の記念セレモニーが開かれ、鹿屋基地の藤原直哉第一航空群司令が「史料館を身近に感じてもらい、気軽に訪問してもらいたい」とあいさつしました。
鹿屋基地では去年11月から無人偵察機の配備に伴い、最大200人のアメリカ軍関係者が駐留していて、藤原第一航空群司令によりますと、「ほとんどのアメリカ軍関係者が史料館を訪れている」ということです。
(鹿屋基地 藤原直哉第一航空群司令)「特攻隊員1人1人に顔があり、命があり、家族がいたことに触れ、昔の人の心の叫びを見てもらい、歴史を知ってもらう場になれば」