桜島から約4.2キロ離れた対岸の海岸へ遠泳 松原小学校の45人が挑戦 5月から練習「水が嫌いだったのに…」鹿児島市

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鹿児島市の松原小学校の子どもたちが、桜島からの磯海水浴場までのおよそ4.2キロを泳いで渡る「錦江湾横断遠泳」にチャレンジしました。
松原小学校の錦江湾横断遠泳は1926年=大正15年に始まり、戦争などで中断されていましたが、その後、復活して今年が58回目です。
24日は、5月から練習をしてきた小学4年生から6年生まで45人が参加しました。
(4年生/初挑戦)「最初はきつかったけど、コーチたちの指導と、青帽・黄帽(5・6年生)の指導でここまでこれた。みんなで完泳できるように頑張りたい」
(6年生/3回目)「夏休みの練習で長い時間泳いできたので、それだけ自信もついるから頑張れると思う」
(レポーター)「梅雨も明けた青空のもと、78日間の練習を頑張った子どもたちが、いよいよ磯海水浴場に向かって泳ぎます」
(子どもたち)「今日はみんな笑顔で完泳しましょう」「みんなで頑張るぞ!オー」
初挑戦の赤い帽子の子どもたちには、黄色と青の帽子の5・6年生が積極的に声をかけ、リードします。
「隊列整えてー」
そして、スタートからおよそ2時間。およそ4.2キロ離れた対岸の磯海水浴場に子どもたちの姿が。保護者らが見守る中、全員が無事にゴールしました。
(4年生の母親)「水が嫌いな子だったので、ここまで泳げるようになり、この長い距離を泳げるようになるなんて、本当に感動した」
(4年生/初挑戦)「(Q.4キロはどうだった?)長かった。来年は違うメンバーでも完泳したい」
(6年生・3回目)「仲間と一緒に楽しく泳ぐことができた」
(子どもたち)「3年間頑張ったぞー。いぇーい!」
25日は、鹿児島市の清水小学校の子どもたちが遠泳に挑戦します。