事実と異なる個体識別番号を表示して牛肉を販売 都城市の食肉加工業者に是正勧告

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農林水産省九州農政局は、都城市の食肉加工業者が事実と異なる個体識別番号を表示して牛肉を販売したとして、業者に対し是正勧告を行いました。
是正勧告を受けたのは、都城市小松原町の食肉加工業「一真」です。
九州農政局によりますと、「一真」は2020年からのおよそ2年間、あわせて2トン余りの牛肉について、事実と異なる個体識別番号を表示して販売した「牛トレーサビリティ法」に違反していたということです。
九州農政局は一真に産地偽装などの意図はなく、個体識別番号の使い回しによる不適正表示とみています。
九州農政局は、不適正表示が常態化していると判断し、21日付けで、一真に対し、原因の究明や再発防止対策の実施などを求める勧告を行いました。