卵の「赤玉」と「白玉」って何が違うの?早めに知っておきたかった買い物の豆知識

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卵の「赤玉」と「白玉」は何が違うかご存じですか?スーパーで売られている卵は、赤玉の方が少しだけ値段が高かったりしますよね。栄養価やおいしさが違うのでしょうか?そこで今回は、「赤玉」「白玉」の違いを解説しますよ。卵を使った絶品レシピもご紹介するので、ぜひ最後までお楽しみくださいね。

卵の赤玉と白玉の違い

卵の殻が赤茶色をした卵を「赤玉」、白い卵を「白玉」と呼び分けられますが、その違いはいったい何でしょうか?

じつはふたつの違いは、親鶏の羽が関係しています。羽の色が褐色の鶏は赤玉、羽の色が白い鶏は白玉を産むというのが一般的な違いです。品種改良により鶏の羽の色は関係がない場合もありますが、鶏種によって卵の色が決まることには変わりはありません。

ところで、一般的に赤玉の方が値段が少しだけ高いイメージがあるので、栄養価やおいしさに違いがあると思っていませんか?じつは赤玉の方が価格が高いことが多いのは、産卵個数が白玉より少ないから。そのため殻の色によって栄養価やおいしさが違うわけではないんですよ。

卵を使った絶品レシピをご紹介!

さて、赤玉と白玉の違いがわかったところで、ここからは卵を使った絶品レシピをご紹介します。半熟卵のとろとろ親子丼や、トマトと卵の中華炒めなど、ボリューム満点の簡単レシピをピックアップしたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

1.半熟卵でとろとろ親子丼

※画像タップでレシピ動画ページに移動します。

手軽に作れてボリューム満点!半熟卵のとろとろ親子丼をご紹介します。かつおだしの香りが食欲をそそり、思わずかきこみたくなる一品です。旨みたっぷりの鶏もも肉とやさしい味わいの卵が、甘じょっぱいだし汁にマッチして、絶品ですよ。溶き卵を2回に分けて入れると、半熟状に仕上がります。ぜひお試しくださいね。

材料(1人前)

  • ごはん・・・200g
  • 卵 (Mサイズ)・・・2個
  • 鶏もも肉・・・80g
  • 玉ねぎ・・・1/4個
  • 三つ葉・・・10g
  • かつおだし・・・50ml
  • (A)料理酒・・・大さじ1
  • (A)みりん・・・大さじ1
  • (A)しょうゆ・・・大さじ1
  • サラダ油・・・小さじ1
  • のり (刻み)・・・適量
  • 作り方

    1.玉ねぎは繊維に沿って薄切りにします。
    2.三つ葉は根元を切り落とし、2cm幅に切ります。
    3.鶏もも肉は余分な皮と脂を取り除いたら一口大に切ります。
    4.卵をボウルに割り入れ、軽く溶きほぐします。2を加えさらに混ぜます。
    5.親子鍋にサラダ油を入れて中火で加熱し、3に薄く焼き色がつくまで焼きます。1、かつおだしを入れてひと煮立ちさせます。
    6.(A)を入れて混ぜ、鶏もも肉に火が通るまで中火で3分程加熱します。
    7.弱火にして4の2/3量を回し入れ、蓋をします。1分程加熱したら4の残りを入れ、再度蓋をして火を止めます。
    8.1分程蒸らしたら、器に盛ったごはんにかけ、のりを散らして完成です。

    2.白だしで簡単 だし巻き卵

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    どこかほっとする味わいがたまらない、だし巻き卵を作ってみませんか?白だしの旨みと卵のコクをたっぷりと味わえる、あと引く味わいの一品です。ふわふわでやわらかい食感がクセになり、リピートしたくなること間違いなしですよ。朝ごはんやおうち晩酌のお供など、幅広いシーンで活躍するので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

    材料(2人前)

    卵液

  • 卵 (Mサイズ)・・・3個
  • 水・・・大さじ3
  • 白だし・・・大さじ1
  • 塩・・・ひとつまみ
  • サラダ油・・・小さじ1
  • 大根・・・100g
  • 大葉・・・2枚
  • しょうゆ・・・適量
  • 作り方

    準備.大根は皮をむいておきます。 大葉は軸を取っておきます。
    1.大根はすりおろします。
    2.ボウルに卵液の材料を入れ混ぜ合わせます。
    3.卵焼き器にサラダ油を入れ強火にし、キッチンペーパーで全体になじませます。
    4.卵焼き器がしっかり熱くなったら中火にし、2の1/3量を流し入れます。半熟状になったら奥から手前に巻いて、奥に移動します。
    5.2の1/3量を流し入れたら、卵焼きを少し持ち上げて、卵焼きの下にも卵液が行き渡るようにします。卵が半熟状になったら、奥から手前に巻いて、奥に移動します。同様に残りの2を焼き、火が通ったら火から下ろします。
    6.4等分に切ってたら器に盛り付け、大葉を添え、水気を切った1にしょうゆをたらして、完成です。

    3.トマトと卵の中華炒め

     ※画像タップでレシピ動画ページに移動します。

    ごま油の香りが食欲をそそる、トマトと卵の中華炒めをご紹介します。加熱して甘みの増したトマトと、ふんわりやわらかい卵は相性抜群です。オイスターソースのコクが加わり、奥深い味に仕上がります。ピリッとスパイシーな粗挽き黒こしょうの辛みがアクセントになり、ごはんもお酒もどんどん進みますよ。

    材料(2人前)

  • トマト (150g)・・・1個
  • 溶き卵 (Mサイズ)・・・2個分
  • (A)料理酒・・・大さじ2
  • (A)オイスターソース・・・大さじ1/2
  • (A)しょうゆ・・・小さじ1
  • (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
  • (A)すりおろし生姜・・・小さじ1/2
  • (A)すりおろしニンニク・・・小さじ½
  • ごま油・・・大さじ1
  • 粗挽き黒こしょう・・・適量
  • 作り方

    準備.トマトはヘタを切り落としておきます。
    1.トマトは8等分のくし切りにします。
    2.中火で熱したフライパンにごま油をひき、溶き卵を入れて炒め、固まってきたら1と(A)を加えて炒めます。
    3.全体がなじんだら火から下ろします。お皿に盛り付け、粗挽き黒こしょうを散らして完成です。

    卵のおかずは食べ応え抜群!

    いかがでしたか?今回は卵の赤玉と白玉の違いと、卵を使った絶品レシピをご紹介しました。ご紹介したレシピはどれも身近な材料を使って手軽に作れるので、お料理初心者の方も気軽に挑戦していただけますよ。ぜひ今回気になったレシピをお試しいただき、毎日のごはん作りに役立ててくださいね。

    ※20歳未満の飲酒はやめましょう。

    ※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。