えびの高原・硫黄山 気象庁が噴火レベル引き上げで現地調査 宮崎

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7月7日、宮崎県えびの高原の硫黄山の噴火警戒レベルが「1」から「2」に引き上げられました。これを受け11日、気象庁が現地調査を行いました。
硫黄山周辺では7月7日に火山性微動が発生したため、噴火警戒レベルが「1」から「2」に引き上げられました。
気象庁は11日、硫黄山の火山活動が高まっているとして、鹿児島地方気象台の職員2人を現地に派遣し調査を行いました。
調査の結果「硫黄山付近の地熱域、熱の高い領域に特段の変化は認められなかった」としています。
一方、えびの高原の赤子川上流では、7月5日に川の水が白く濁っているのが確認されました。このため宮崎県は、水質改善施設で石灰石を投入するなどの対応をとりました。
現在も濁りはありますが、今のところ稲作への影響はないということです。
原因について県は「大雨によって硫黄山の堆積物が赤子川に流入した可能性がある」としており、今後も監視を続けるとしています。