「お米は米びつで保存」⇒それやめて!【農林水産省】が教える「食中毒対策」"意外と盲点!"3選

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こんにちは。管理栄養士でくふうLive!ライターのmihoです。

日本人の食卓に欠かせないお米。普段何気なく購入し、保存しているかもしれませんが、気温や湿度によったはやはり傷んでしまうことも。

そこで今回は、暑い時期に気を付けたい!お米の保存方法~炊き方までをご紹介していきたいと思います!

農林水産省おすすめ!お米の保存方法~炊き方まで

お米は実は「生鮮食品」だと知っていましたか?

野菜や肉魚同様、気温や湿度などの保存状態がとても大切になってきます。

今回は、農林水産省のホームページに掲載されているお米の保存方法から洗い方までを参考に、ご紹介していきたいと思います。

お米は米びつに入れないで!正しい保存場所は「冷蔵庫」

お米を買ってきたら、皆さんはどのように保存していますか?袋に入れたまま保存したり、米びつに入れていたりしないでしょうか?

実は、袋のままも米びつもお米の保存方法としてはNGだったんです。

売られているお米の袋には、店頭で袋が破れないように「見えないほどの小さな穴」が開けられているんだそう!

そのため袋のまま保存すると、お米が空気に触れ続けてしまい、湿気や匂いを吸って風味が落ちる原因に!

また高温多湿を苦手とするお米は、米びつに入れたとしても、気温の高い時期は室温も上がるため、お米の保存に適した環境とは言えないのです。
気温や湿度が高い時期は、密閉した容器に入れ、冷蔵庫保管がベスト!

米びつをそのまま冷蔵庫に入れられない場合は、市販の密閉袋に小分けにして入れると、保管しやすくなりますよ。

お米はしっかり研がなくてもいい!?正しい洗い方

お米を美味しくいただくために、炊飯前の軽量・洗い方もとても大切です。

計量カップにたっぷりお米をすくったら、ヘラや箸などで平らにして下さいね。

お米はしっかり研ぐ必要があると思っている方も多いかもしれませんが、1回目は特に優しくかき混ぜるようにしてすぐに水を捨ててオッケー!

2回目以降も、やさしくかき回すように洗い、3~4回繰り返せば十分です。

あまり力を入れて洗いすぎると、お米の旨味や栄養分が失われてしまう原因にもなるので気を付けましょう。

お米が炊けたら、すぐしゃもじで〇〇して!

お米が炊き上がった後に、そのまま放置してはいないでしょうか?

炊き上がったら、なるべく早いタイミングで蓋を開け、しゃもじでしっかり底からかき混ぜてあげます。

炊き上がってそのまま置いておく時間が長ければ長いほど、下の粒が押しつぶされてしまう原因に。すぐにお米全体を空気にふれさせることで粒が立ち、ふっくらごはんに仕上がりますよ。

保存の工夫で美味しいお米を食べよう!

今回ご紹介した、お米の正しい保存法~炊き方までは参考になりましたか?

お米は生鮮食品と一緒なので、暑い時期には特に気を付け、正しい方法でお米を保存し、なるべく長い期間おいしくいただけるといいですね。