県は、市町村と連携しながら、宮崎の魅力を発信し移住しやすい環境づくりをさらに進めたいとしています。では、実際に、宮崎に移り住んだ人はどういう点に魅力を感じて移住したのでしょうか？去年、宮崎市に移住した女性に聞きました。
神奈川県出身で東京に本社がある企業に勤める和田さんは去年5月、宮崎市に移住しました。
(和田さん)
「一番の決め手はアクセスが良いこと。飛行機のアクセスを考えると、大阪なら1時間くらい東京は1時間半くらいなので、宮崎市内から空港に15分ぐらいで行けるのでとても便利だと思って移住しました。」
誰でも利用できるコワーキングスペースや自宅で1日8時間リモートで仕事をする和田さん。宮崎の豊かな自然や温かい人柄に触れることでリフレッシュして仕事に臨むことができると話します。
(和田さん)
「仕事していると何かに追われていることが多いじゃないですか。その中で穏やかな気候とか美味しいごはんとか宮崎の人の優しさ、温かさとかふっと力が抜ける感覚があって、そういうものが自分の人生、仕事の中にも一瞬でもあるのはいい環境だと思う。」
そんな和田さんにさらに移住者を呼び込むためのポイントを聞くと…。
(和田さん)
「届くように発信する。もっともっとすごいんだぞと自慢していいと思う。例えば、朝ゴルフをして、そのままリモートワークして、夕方海に行くみたいな生活も宮崎ならできると思っている。都心でモヤモヤしてるとか、東京じゃないところで暮らしたいと思っている人の心をどう掴めるか考えながら発信するとよりいいのでは。」
