日向ひょっとこ夏祭り4年ぶり開催へ、参加者募集

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今年のオリジナルTシャツ。薄紫は子ども用=日向市観光協会提供

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4年前の祭りの様子=千葉雄一さん撮影

【宮崎】ひょっとこなどの面をかぶった人たちが町中で踊る、日向市の夏の風物詩「日向ひょっとこ夏祭り」が8月4、5日に開かれる。新型コロナの影響で3年間開催を見送っていたが、今年は例年通りだ。40回目の節目となり、実行委員会が踊り手を募集している。

ひょっとこ祭りは、市の無形民俗文化財「永田のひょっとこ踊り」を基本に、きつね、おかめ、ひょっとこの面をかぶった個人やグループ(連)が、JR日向市駅前のステージや、中心市街地で踊りを披露。美しさやチームワークなどを競う。4日が前夜祭で5日が本祭り。

踊り手は毎年約2千人、観客も約7万5千人が集まる、県有数のイベントだ。実行委員長の海野芳彦さんは「去年は千人近くの申し込みがあったが、開催直前に中止になった。日向市も3年間どんよりしたので、パーッと明るくみんなが笑顔になってくれれば」と期待している。参加料は1人500円。申し込みは団体、個人とも公式ホームページからダウンロードできる申込書に記入し、23日必着。オリジナルTシャツも1着2千円(税込み)でまちの駅とみたか物産館などで販売している。問い合わせは実行委事務局(0982・55・0235)。(星乃勇介)