ひきこもり実態調査 県内で該当者600人 宮崎県

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宮崎県が行ったアンケート調査で仕事や学校に半年以上行かず自宅にいるなどひきこもり状態の人が,2022年9月時点で、県内で600人いることがわかりました。
県は今年度から相談体制の強化に取り組みます。
「ひきこもり」の実態について、16日の宮崎県議会の一般質問で取り上げられ、去年9月の調査結果が示されました。
県が行ったアンケート調査では、民生委員、児童委員合わせて1370人が回答。
その結果、仕事や学校に半年以上行かず、自宅にいるなど県内で「ひきこもり」状態の人は、概ね15歳から65歳まで600人いることがわかりました。
県は身近な地域の相談体制を強化するため、今年度から雇用や福祉など関係機関が連携して支援する、市町村プラットフォームの設置を進めます。
この他、アンケート結果では、40歳から65歳までが全体の65.8%を占め、ひきこもり状態の期間は10年以上が最も多く34.8%でした。