フォークの神様・岡林信康、9月29日開催「あの素晴しい歌をもう一度コンサート」に初参戦

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コンサートを盛り上げる上段左から岡林、きたやま、クミコ、下段左から清水、南、森山

フォークの神様、岡林信康(76)が9月29日に東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催される「あの素晴しい歌をもう一度コンサート」(主催・ニッポン放送)に初出演することが5日、分かった。

ザ・フォーク・クルセダーズの元メンバー、きたやまおさむ(76)が進行役となって南こうせつ(74)や森山良子(75)ら希代のアーティストが名曲を歌い継ぐ恒例の音楽イベントで、今年で5回目。

岡林は1968年に「山谷ブルース」でデビュー。時代に斬り込む鋭いメッセージソングの数々を発表し、南ら後進のフォーク歌手に多大な影響を与えたことで知られる。7月に喜寿を迎えるが、同公演を皮切りに55周年ツアーを行うなど、精力的に活動する。

きたやまとも深い結びつきがある。1970年にはしだのりひことクライマックスのヒット曲「花嫁」の詞をきたやまが提供した際、他にも候補詞があったが、岡林がはしださんに強く〝きたやま版〟を推薦して決まった秘話がある。

きたやまは「こういうことでもなければ会えない仲間たちに会えるって、とてもうれしいです。音楽に対して心からありがとうと言いたい」とコメントを寄せた。ほかにクミコ(68)、清水ミチコ(63)らが出演する。