老朽化で建て替え 日南市役所 新庁舎の開庁式 宮崎県

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image老朽化のため建て替えが行われていた日南市役所の新しい庁舎が完成し、開庁式が行われました。
開庁式には、関係者など約30人が出席。
地元の園児たちと一緒に、歌やくす玉割りで開庁を祝いました。
新しい庁舎は、2021年7月に着工し、約44億円をかけて建て替えられました。
(秦 萌 記者)
「新しい庁舎は、市民課、長寿課、こども課など、よく使う窓口がすべて1階に集まっていて、これまでよりスムーズに手続きができるようになりました。」
建物には、日南名産の飫肥杉がふんだんに使われていて、訪れた市民からも好評です。
(訪れた市民)
「広々として明るくて、前と比べると全然違いますね。」
「木の匂いがして大変すばらしい庁舎ができたと思う。」
防災拠点としての機能も強化されました。
鉄筋コンクリート造り3階建ての庁舎は、南海トラフ巨大地震クラスの揺れにも耐えられる免震構造になっているほか、屋上には72時間分の電力をまかなえる発電設備も設置されています。
(日南市 高橋 透 市長)
「防災対策にしっかりと対応できる日南市になったことを市民に発信するとともに、職員も気持ち新たに、市民目線で業務を進めて参りますので、気軽に来庁いただきたい。」