使っていないクレジットカード。解約せずに放置していても問題ない?

image

魅力的な特典につられてクレジットカードを申し込んでいたら、いつの間にか「管理できないほどの枚数に増えてしまった」という人も多いものです。所持しているだけで使っていないクレジットカードは、解約せず放置してもよいのでしょうか。
実は、使っていないクレジットカードを放置するとさまざまなデメリットがあるため注意が必要です。そこで、本記事ではクレジットカードを放置するデメリットや整理する方法を紹介します。

使っていないクレジットカード。解約せずに放置していても問題ない?

魅力的な特典につられてクレジットカードを申し込んでいたら、いつの間にか「管理できないほどの枚数に増えてしまった」という人も多いものです。所持しているだけで使っていないクレジットカードは、解約せず放置してもよいのでしょうか。
実は、使っていないクレジットカードを放置するとさまざまなデメリットがあるため注意が必要です。そこで、本記事ではクレジットカードを放置するデメリットや整理する方法を紹介します。

使っていないクレジットカードを放置するとどうなる? 3つのデメリット

使っていないクレジットカードを解約せずそのまま放置すると、どのような問題があるのでしょうか。ここでは、主なデメリットを3つ紹介します。

・無駄な年会費の支払いが発生する

利用しているクレジットカードによっては、年会費がかかるものもあります。また、なかには「初年度のみ」「1年間に1回以上の利用」などの条件を満たすことで、年会費が無料になるクレジットカードもあります。このような条件を忘れており、実は「無料だと思っていたのに毎年年会費を支払っていた」というケースもあるため注意しましょう。

・不正利用のリスクがある

テレビなどでよく耳にするクレジットカードの不正利用ですが、カードの番号だけを利用して決済される「番号盗用被害」によるものが多いといわれています。つまり、何らかのきっかけで番号が悪意のある人に流出した場合、不正利用されてしまう可能性があるのです。
普段使っていない、持ち歩いていないというクレジットカードでも、油断は禁物です。不正利用や悪用を未然に防ぐためにも、不必要なクレジットカードは処分すると安全性が高まるでしょう。

・管理が難しくなる

所持するクレジットカードの枚数が多いと、それだけ管理も大変になります。例えば、それぞれのクレジットカードの暗証番号を覚えておかなければならないでしょう。そのほかにも、カード会社ごとの引き落とし日や貯まっているポイント数なども管理しなければならず、手間がかかります。

使っていないクレジットカードを整理する方法

使っていないクレジットカードは放置せず、早めに解約することがおすすめです。どのクレジットカードを解約すべきか悩む場合は、「使用頻度」「年会費」「ポイントの還元率」などを基準に絞り込むとよいでしょう。
具体的には「1年以上使用していない」「年会費が高い」「還元率が低い」などの基準をもとに各カードを比較していくと、効率的にクレジットカードを絞り込めます。

使っていないクレジットカードを解約するには?

クレジットカードは、電話やインターネットサイトなどで解約手続きが行えることがほとんどです。電話の場合は、各社の窓口に電話をして解約したいと伝えましょう。インターネットサイトで解約する場合は、会員サイトなどにログインして解約手続きを進めていけば済むでしょう。
なお、解約後のクレジットカードは不正利用を防ぐため、切断しておくことが基本です。ICチップ・磁気ストライプ・名前・カード番号などの情報が分からなくなるように、細かく切断して処分しましょう。

使っていないクレジットカードは早めに整理・解約しよう

使わないクレジットカードを放置していると、「年会費を支払う可能性がある」「不正利用のリスクが高まる」「管理が複雑になる」などのデメリットが生じます。
後々のトラブルを避けるためにも、何枚もクレジットカードを所持している場合は、使わないものを絞り込んで整理することが大切です。電話やインターネットなどで早めに解約手続きを行いましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部