米Twitter社がイーロン・マスク氏の保有する「X Corp.」という名前の企業に統合されたことが話題だ。4月11日午後4時時点で「Twitter消滅」などの関連ワードがTwitterトレンド入りしている中、渦中のイーロン・マスク氏は同日午後4時3分(日本時間)に「X」とツイートを投稿した。
投稿から約10分ほどで10万以上のいいねを獲得し、表示回数は125万回を突破。多くの人が注目を集めていることが分かる。なお、イーロン・マスク氏はこれ以外の投稿はしておらず「X」の真意は分からない。
この投稿に対しユーザーからはさまざまな反応が見られる。中には「x.com」とリプライを飛ばすユーザーもいる。このドメインはイーロン・マスク氏が取得したとされているもので、アクセスすると「X」の一文字だけが表示される。
米Twitter社が、イーロン・マスク氏の保有する「X Corp.」という名前の企業に統合され、企業としてすでに存在していないことが分かった。カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所などで開かれている訴訟において、提出された資料から判明した。
公開された資料 Twitter社、X社、X Holdings社の関係について記述している
X社はイーロン・マスク氏の持株会社「X Holdings」の子会社。ネバダ州で設立され、カリフォルニア州サンフランシスコに事務所を構える非公開企業という。4月4日付の資料で、旧Twitter社の弁護人が「Twitter社はX社に吸収合併され、もはや存在しない」と明かした。
この訴訟は、TwitterやFacebookのアカウントを停止された女性が旧Twitter社やMetaなどを相手に異議を申し立てるために提起したもの。