都城市の中学校での1200万円以上の使途不明金問題 元PTA職員の女を電子計算機使用詐欺の罪で起訴

image

image

宮崎県都城市の中学校で、1200万円以上の使途不明金が発覚した問題についてです。
宮崎地検は、保護者の口座から別の口座に76万円余りを入金させだまし取ったとして、元PTA職員の女を電子計算機使用詐欺の罪で起訴しました。
起訴されたのは、都城市の小松原中学校の元PTA雇用職員、吉川 歩准理被告(28歳)です
起訴状によりますと、吉川被告は、小松原中学校のPTA雇用職員だった去年11月、パソコンを利用し、保護者117人の口座から徴収する必要のない費用あわせて76万円余りを吉川被告が管理していた学校の別の口座に入金させ、だまし取った罪に問われています。

宮崎地検は、吉川被告の認否について明らかにしていません。
吉川被告は、今年2月、金融機関からおよそ400万円を引き出しだまし取ったとして詐欺などの疑いでも逮捕されていて、宮崎地検は、引き続き捜査しています。