宮崎県都城市にバレンタインデーの14日、クレープ屋さんがオープンしました。
お店は皆さんも記憶にあるあのクルマです。
14日に都城市にオープンしたクレープ屋さん。実はこのお店はロンドンバスを改装してつくられました。
このロンドンバスはかつて宮崎市のフェニックス自然動物園で走っていましたが、2000年頃に役目を終え、２０年以上に渡り宮崎市内の駐車場でひっそりと時を過ごしていました。
今回新しいオーナーが決まり新天地に引っ越す事になりました。
オーナーの木場寿雄さんは飲食店を経営。コロナ禍で厳しい状況の中、テレビで見たロンドンバスを使って何かできないかと考えました。
（木場寿雄さん）
「小さい頃に乗った記憶がある。自分が買うと思ってなかった。買わないと後悔すると思った。縁があったんだと思う。」
知り合いの力も借りて一年がかりで修復しました。
（木場さん）
「高さが4メートル50センチ。都城の景色が見えるように…まだ完成してないが愛情がある。最初は無理かもと思ったが何とかなった…子供たちもコロナで楽しみがない。家族でバスのとこ行きたいと思われるような楽しみが増えればうれしい。」
そして14日、ロンドンバスは小高い丘の上でクレープ屋さんに生まれ変わりました。
十数年の時を経てロンドンバスは再出発を果たしました。
オーナーの思いとお客さんの笑顔を乗せて…
