完熟きんかん「たまたま」の今シーズンの出荷が始まりました。16日は初競りが行われ過去最高値を記録しました。
みやざきブランドの一つ完熟キンカン「たまたま」は糖度が高く生で皮ごと食べられるのが特徴です。
今シーズンの販売が解禁となった16日、宮崎市中央卸売市場では「たまたま」と「たまたまエクセレント」あわせて1459箱およそ3000キロが競りにかけられました。最高値は1キロ10万円でこれまでの価格を倍近く更新しました。
（洋康青果・松田陵治常務）「待ってましたし、やっと始まったなという感じです。昨年台風もありましたし、色んなものが高騰している中で生産者に少しでも勇気と希望を与えられればなと思って付けさせていただきました」
（JA宮崎経済連・坂下栄次代表理事会長）「きんかん農家が本当に今年は努力して苦労して育てた愛情がいっぱい詰まったきんかんですので、味わっていただければいいなと思っております」
また16日は東京の大田市場でも初競りが行われました。大田市場での最高値も宮崎と同じ1キロ10万円で都内の百貨店やスーパーなどで販売されるという事です。
出荷のピークは1月下旬から2月上旬でＪＡ宮崎経済連によると今シーズンおよそ1145トンの出荷を見込んでいるという事です。
