「国の恥さらし」大阪万博、次々判明する追加出費に呆れ声…パビリオンタイプ変更で76億円、350億円リング再利用はたった2割

記事投稿日:2024.06.28 17:40 最終更新日:2024.06.28 17:40

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【画像】建設費5mで1億円! 批判が集まる大阪万博「木造リング」写真・時事通信

 6月27日、2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は、参加国が自前で建設するパビリオン「タイプA」が減るなどした影響で、最大76億円の追加負担が生じる見通しを示した。

 参加国が「タイプA」を断念した場合の受け皿として、万博協会が建設し、参加国が費用負担する「タイプX」9棟の建設を進めたものの、現時点で活用を決定したのは3カ国。建設費が回収できないことから、追加負担は50億〜76億円となる見通し。130億円の予備費から充当するという。

「タイプA」は「万博の華」と言われ、当初は約60カ国が希望していたが、資材や人件費の高騰で建設業者との契約が難航し、27日現在で51カ国に減少。そのうち約10カ国は建設業者が決まっていないという。

 6月25日、大阪府の吉村洋文知事は、記者会見で、タイプAが減少する見通しについて、こう語っていた。

「国によっていろんな事情がある。もちろんAタイプのほうが独自性があって面白く、個性的であることは間違いないが、Aタイプが難しいのであれば、Xタイプ、(共同入居型の)Cタイプに移行して、その国の魅力を発信してもらいたい。そのために受け皿を準備している」

 タイプAの建設を断念した国に対し、万博協会は、敷地の返却を求める方針だ。吉村知事は、空いたスペースを休憩所や芝生広場として活用する考えを示した。

「Aタイプの返却を受けたところは、今からタイプXとかは作れないから、やるとすれば僕自身は、休憩所、芝生広場にして日よけがつくような休憩所にするのが適切だろうと思っている。

 いま、『休憩場所が不足している』とか、『子供たちの休憩場所も少ない』とかいう意見もあるから、子供たちの校外学習の休憩所に率先して使ったらいい」

 一方で、「万博のシンボル」として建設が進む環状の大屋根「リング」は工事が順調に進み、約9割まで組み上がった。

 建設費はおよそ350億円。リングで使用する木材は約2万立法メートルで、幅30m、高さ12〜20m。会場中心部を取り囲み、1周2kmで来場者は屋根の上と下を回遊できる。完成すれば「世界最大級の木造建築物」となることが売りだ。

 万博閉幕後は撤去する予定だったが、350億円の建設費に批判があがると、吉村知事は一部保存に言及。

 4月21日、『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)で吉村氏は、リングの一部を残すのか問われ、「全部は難しいと思うので、リユースはしていくが、捨てるのではない。世界最大級の木造建築物で、こんなものを日本でつくれるのかという圧倒的な存在感がある。来場される方は『残すべきだ』となると思う」としたうえで、「課題はあると思うが、民間の提案が重要になってくる。一部を残してレガシー(遺産)にしていくほうがいいのではないか」と主張していた。

 だが、6月27日の理事会で、万博協会はリングについて、閉幕後に再活用できるのは2割にとどまるとの見通しを示した。同日、産経新聞が報じている。

 万博協会は、2月にリングの利活用案を公募していた。だが、需要が見込めるのは、木材約2万7000立方メートルのうち、約2割の約6000立方メートル。実現性がありそうな活用法として「自転車道」などがあがったが、「ほぼ無料でないと引き取れない」との声が多いという。その場合、引き渡しなどで万博協会に追加負担が生じる可能性もある。

 パビリオンのタイプ変更で最大76億円の負担増となり、350億円かけて作るリングの再利用はたった2割にとどまることに、「X」では批判や呆れ声が殺到している。

《もう止まらない、狂った万博。どこまで税金を食い物にするのか。開催するのか、出来るのかもう誰にも分からないが税金無駄遣いだけは明確に進んでいるのは確かやな》

《これほど国の恥さらしの万博はないな》

《たった2割…しかも実現性があるのが“自転車道”って…それ、屋根じゃなく地面に敷くって事よね…350億円で》

 27日の理事会では、電子チケットで販売している万博の前売券について、10月からコンビニなどで紙のチケットを販売することも了承された。だが、28日に毎日新聞が報じたところでは、システム改修などで21億円の追加負担が生じるという。これは従来の運営費でまかなう方針だが、追加負担は今後も増えていきそうだ。

 2025年4月12日の開会式まで、すでに290日を切っている。無事にその日を迎えることができるのか。

( SmartFLASH )